石炭輸送を主目的に敷設された唐津線の中間駅。桁行一九メートル、梁行一〇メートル、寄棟造の木造平屋建で、四周に下屋を廻らす。外壁は漆喰塗に腰部縦羽目板張で、内部には出札口の造作をよく残す。開業当初の様相を良く留め、市街の顔となっている。
中国子女の留学施設として実業家野中忠太が開設した如蘭塾の主要施設で、玄関及び教室等からなる東西棟の塾舎に、南北棟の寄宿舎棟がL型に取り付く。設計は当時満州で活躍していた遠藤新といわれ、凝灰岩を用いた玄関の親柱はライト風の独特の構えになる。
地元出身の炭鉱主高取伊好が寄贈した公会堂建築。棟札から、設計は杵島炭鉱技師の大坪彌平、棟梁は舩津虎五郎であることが判明している。16畳3室の四周に縁を回し、入母屋の大屋根を架け、北面の中央に車寄を設ける。木造和風公会堂建築の好例である。
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